もしトラブルが発生したら、まずお店に連絡しましょう。 連絡は、早ければ早いほど、解決しやすくなりますので 連絡をして原因を調査してもらいましょう。 店舗の方の説明がある場合もございます。 原因が明確になったら全国クリーニング生活衛生同業組合連合会が定める 「クリーニング事故賠償基準」に基づき対応してもらえます。
組合加盟店であればクリーニング事故の鑑定サービスも行えます。 これにより解決しない原因も専門分野の人間が調査する事で 解決に導ける場合がございます。
クリーニング業を営む店員は専門家ではありますが その衣類について一番把握しているのはやはり、使用しているお客様です。 どんな事でも構いません、その衣類について知っていることを教えてください。 それを伝えている事で事前にトラブルを避けられる場合もございます。 ボタンが取れかかっている、色が落ちてきた、など見た目で分かる情報でも 見た目以外の情報でも構いません。意外な情報がトラブルを避ける 情報になる事もあります。
衣服には特有の仕様がある場合もあります。 お店の方の説明を聞いておけばその衣類の特性などを聞くことができます。 説明が分からないから、とおざなりにしていると お店の人は説明しているのに、お客様が聞いていないなどの ミスリードからの誤解に繋がります。 小さな事ですが、衣類に対して興味を持って分からないことは 何でもお店の人に聞きましょう。 お店の人はその情報についてより詳細に調べるなどの対応をするので お客様、お店の人が相互に精度の高い情報のやりとりが出来るように なります。
クリーニングを渡す時、受け取った時、保管方法など お客様自身も知らなければならない事がございます。 衣類は適切な保管方法を知らなければダメになる場合もあります。 別ページで解説している保管方法などの部分をよく把握して おきましょう。 大切な衣類だからこそ、使用者であるお客様が通常管理にちょっと気を配るだけで 衣類は長持ちします。
さらに、これらの要因が相互に重なった場合もありえます。
このようなトラブルの要因のほとんどは消費者、お店の人の相互の情報提供により
避けられる事も多いのです。
メーカーの情報などによっては特定衣類にのみ 特定条件下で問題が発生する、などの情報が出る場合があります。 これはお店の人からの情報でないと分かり得ない事です。 お店の人も情報は常時把握しているのですがたまたまお客様の衣服が その問題の最初の一人になる場合も当然ありえます。 このような場合は公式見解などを待つなどメーカーの 対応を待たなければならない場合もあります。このような場合 お店の人が必ず調べてくれますのでその情報を待つようにしましょう。
営業者は洗濯物の受け取り、及び引渡しをしようとする時はあらかじめ
利用者に対し洗濯物の処理方法等について説明するよう努めなければなりません。
営業者は洗濯物の受け取り及び引渡しの際には厚生労働省令で定めるところにより
利用者に対して苦情の申し出先を明示しなければなりません。
という義務が営業者には課せられていますので不明な点はなんでも聞いてみましょう。