泥の取り方

泥について。

昔は泥と言えば本当の泥が付着していたのですが、現在ではアスファルトも整備され、泥ハネというよりは
アスファルトの粉塵などが混ざった「混合汚れ」というニュアンスになります。
しかしながら、本当の意味での泥汚れというのもまだまだあります。

そこで今回は泥汚れの落とし方について、です。

泥汚れに関しては基本は「乾かす」という事です。
付着した泥、というのは何にも溶けない不溶性の汚れなのでまずは落とす、という事から始めます。
濡れている間に触ると泥が広がりますので、できるだけ乾燥させましょう。
泥が乾燥してしまったら裏側からピンピンとはじき出す、という形で細かな泥の粉塵を
取り除きます。
(但し、絹(シルク)に関しては対応は全く違います。シルクは諦めてプロに任せましょう・・)

====現代の「油や粉塵などと混ざった汚れ」の場合====
この場合は油汚れがメインになります。
この油を分解するのに必要なモノ・・・。

「台所用洗剤」です。

洗濯洗剤ではなく、台所用洗剤を使います。
台所用洗剤は意外かもしれませんが、非常に使えます。
この台所用洗剤を汚れの箇所に少量つけておきます。
そのうち油分が分解されますので、油が浮いてくるころあいにそのまま洗濯しましょう。
他の洗濯物と一緒に洗濯をすればOKです。
服に付着した油分をまずは分解する、という事をすればいいわけです。

理屈的には成分の問題になってきますが、油汚れには台所用洗剤を使う、という形で
油分を分解してしまうのが対応としては正解です。
もちろん、今回のような泥汚れに限らず、油汚れであれば台所用洗剤が活躍します。